はじめに

こんにちは、なにわもんです。
最近パソコンを買い替えました。



7年ぶりの買い替えだったから、技術の進歩におどろいたね~!
と、いうことで、今回はパソコンのトレンドについて紹介していきます。
AI (Artificial Intelligence、人工知能)
まずは、AIについて紹介します。
AIとは、コンピューターが人間のように学習、推論、認識、判断を行うことを可能にする技術のことです。これにより、機械がタスクを自動的に処理し、複雑な問題を解決する能力を持つようになります。



いわば、賢いロボットが私たちの生活を便利にしてくれる感じですね。
AIの役割
- 機械学習: 過去のデータから学習し、未来のデータに対して予測や判断を行います。
- 自然言語処理(NLP): 人間の言葉を理解し、生成する能力です。これにより、文章の翻訳や音声認識が可能になります。
- コンピュータービジョン: 画像や映像を解析し、物体や人を認識する技術です。
- 推論::データから論理的な結論を導き出す能力です。
NPU (Neural network Processing Unit、ニューラルネットワーク プロセッシング ユニット)
日本語訳は「ニューラル(神経)処理装置」



AIタスクを高速に処理することができる装置だよ。これからはAIの時代なので、CPU、GPUとともに定番の部品になりそうだね。
NPUの役割
- 高速処理:AIタスクを高速に処理できます。これにより、リアルタイムの画像認識や音声認識が可能になります。
- 省エネルギー:NPUはエネルギー効率が高く、消費電力を抑えることができます。これにより、バッテリー駆動のデバイスの長時間稼働が可能になります。
- CPUへの負荷軽減: NPUを使用することで、CPUの負荷を軽減し、システム全体のパフォーマンスを向上させることができます。
- セキュリティ向上:NPUを使用することで、AI処理をローカル環境で完結できるため、データの送受信中のセキュリティリスクを低減できます。
- オフライン利用:NPUを搭載したデバイスは、インターネットに接続していなくてもAI関連の処理を実行できるため、オフライン環境でも利用可能です。
SSD(ソリッドステートドライブ、半導体記憶装置)
SSDは内蔵するフラッシュメモリという半導体に、データの書き込みと読み込みを行う仕組みになっています。SSDの仕組みそのものは、USBメモリやSDカードと同じものです。ただしUSBメモリやSDカードがデータの書き込み・読み込みの速度が遅いのに対して、SSDは高速にデータの書き込み・読み込みができます。そのためHDDのようにパソコンのストレージとして利用できるのです。
またSSDのフラッシュメモリの記録は電気的な操作のみで行われます。動作音がしないため、非常に静かなのもSSDの特徴のひとつです。フラッシュメモリを搭載できればよいので、SSDは規格によって形や大きさがまったく異なります。HDDと同じ形をしている製品もありますが、基板に半導体を搭載しているだけのSSDもあります。
パフォーマンス
- SSDパソコン:高速な読み書き速度で、プログラムの起動やファイルの転送が迅速に行えます。これにより、システム全体のパフォーマンスが向上します。
- HDDパソコン:読み書き速度が遅いため、プログラムの起動やファイルの転送に時間がかかることがあります。
耐久性と信頼性
- SSDパソコン:可動部品がないため、物理的な衝撃に強く、耐久性が高いです。また、故障のリスクが低く、データの損失リスクも少ないです。
- HDDパソコン:可動部品があるため、衝撃に弱く、故障のリスクが高いです。特に、ハードドライブが回転する際に問題が発生することがあります。
消費電力
- SSDパソコン:低消費電力で、省エネルギーです。バッテリー駆動のデバイスに適しています。
- HDDパソコン:SSDに比べて消費電力が高く、省エネルギー性能が低いです。
静音性
- SSDパソコン:動作中にほとんど音を出さず、静かに動作します。
- HDDパソコン:ハードディスクの回転音やアクセス音が発生し、動作中に騒音が発生することがあります。
価格
- SSDパソコン:同じ容量であれば、HDDよりも高価です。ただし、最近では価格が下がってきており、手頃な価格のSSDも増えてきています。
- HDDパソコン:SSDに比べて、容量あたりの価格が安いです。大容量のストレージが必要な場合に適しています。
容量
- SSDパソコン:大容量のSSDも存在しますが、一般的にはHDDに比べて容量が小さいことが多いです。
- HDDパソコン:大容量のHDDが手頃な価格で手に入るため、データの大量保存に適しています。
Wi-Fi6E
現在最新の規格はWi-Fi7ですが、まだまだ搭載されている端末が少ないことと、今回買ったパソコンがWi-Fi6E規格だったため、この紹介をします。
進化したポイントは、Wi-Fiで利用できる周波数帯に 6GHz帯 が追加
今までは2.4GHzと5GHzの二つの電波だけでした。これに6GHzが追加され、3つの電波で通信することが可能になりました。
- 混雑の軽減: 6GHz帯の追加により、利用可能な周波数帯が増え、混雑や干渉が少なくなります。
- 高速通信::6GHz帯は、より広い帯域幅を提供し、高速なデータ転送が可能です。
- 低遅延::新しい周波数帯を利用することで、遅延が少なくなり、リアルタイムのアプリケーションに適しています。
USB Type-C
USB端子は形が変わっただけではなく、機能面も素晴らしく進化しています。
形について
今までUSB端子はtype-A、type-B、mini、microなど、多くの形がありました。最近ではtype-Cに統一されようとしています。
機能について
- USB Power Delivery(パワーデリバリー/PD):USBケーブルを通じてデバイスに電力を供給するための規格です。これにより、従来のUSB規格よりも高い電力を供給できるようになり、急速充電が可能になります。
- DisplayPort Alt Mode:映像や音声などのデータを転送するための規格です。これにより、USBケーブル1本で充電だけでなく、ディスプレイへの映像出力やオーディオ機器への音声出力も可能になります。



USB端子がDisplayPort™ Altモード1.4/Power Deliveryポート対応だと、これ一本で電源供給、映像や音声も出力できるよ。
機器によってできるできないがあるので、しっかりと説明書などで調べてからお試しください。
ドッキングステーション
ドッキングステーションは、ノートパソコンやタブレットなどのモバイルデバイスを簡単に接続・拡張できるアクセサリです。ドッキングステーションには様々なポートがあり、これにより複数のデバイスを同時に接続することができます。以下は、ドッキングステーションの主な特徴です。
- ポート拡張::USBポート、HDMIポート、Ethernetポート、オーディオジャックなど、さまざまなインターフェイスを追加できます。これにより、外部ディスプレイやキーボード、マウス、プリンタなどを簡単に接続できます。
- 一括接続: ノートパソコンをドッキングステーションに接続するだけで、すべての周辺機器に一度に接続できます。これにより、デバイスの接続や取り外しが迅速かつ簡単になります。
- 充電機能: 一部のドッキングステーションは、ノートパソコンの充電機能も備えており、デバイスの電力供給をサポートします。
- 整理整頓: ケーブルや周辺機器が一箇所に集約されるため、デスク周りがすっきりと整理整頓されます。


私のパソコン環境
以上が最近知ったパソコン界隈のトレンドでした。
なにわもんが買ったパソコンのスペックです。
仕様詳細
プロセッサー
AMD Ryzen™ 7 8840U (8 コア, 16 スレッド, NPU搭載)
オペレーティングシステム
Windows 11 Home, 日本語
グラフィックス
AMD Radeon™ グラフィックス
ディスプレイ
16.0インチ, 非タッチ, FHD+ 1920×1200, 60Hz, WVA, IPS, 非光沢, 250 nit, ComfortView Plus
メモリー
32 GB, 2 x 16GB, DDR5, 5600 MT/s
ストレージ
1 TB, M.2, PCIe NVMe, SSD
キーボード
Copilotキー搭載 アイスブルー 日本語 バックライト キーボード (テンキー付)
ポート
2 USB 3.2 Gen 1 (5 Gbps)ポート
1 USB 3.2 Gen 2 (10 Gbps) Type-C®ポート(DisplayPort™ Altモード1.4/Power Deliveryポート対応)
1 ユニバーサル オーディオ ジャック
1 HDMI 1.4ポート
スロット
1 SDカード スロット
1 くさび型ロックスロット
寸法と重量
高さ(背面):17.37 mm
高さ(最高部):19.05 mm
高さ(前面):16.18 mm
幅:356.78 mm
奥行き:249.52 mm
重量(最小):1.87 kg
重量(最大):2.14 kg
カメラ
1080p (30 fps)、フルHD RGBカメラ、デュアルアレイ マイク
シャーシ
外部シャーシ材質:
アルミニウム製外部シェル(プラスチック製背面カバー付き)
カラー オプション:
アイスブルー
ミッドナイト ブルー
タッチパッド:
アイスブルー
ミッドナイト ブルー
ネットワーク アダプター
Realtek Wi-Fi 6E RTL8852CE, 2×2, 802.11ax, MU-MIMO, Bluetooth® ワイヤレス カード
プライマリー バッテリー
4 セルバッテリー, 54 Wh,内蔵
電源
65W ACアダプター
パームレスト
アイス ブルー 電源 ボタン 指紋認証 リーダー 付
中でもUSB type-Cとドッキングステーションはパソコン周辺をすっきりさせてくれるので、とても大助かりです。パソコンはUSB一本でモニター2台、外付けHDD、充電器に接続できるうえ、その一本を外すだけで持ち運びができるのも魅力です。
皆さんもパソコン買い替え時は技術の進化に触れてみてください。


なお、私が購入したDELLは現在年度末決算セール中です。


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